AGA治療の鉄板プロペシア!その効果と範囲、副作用を徹底解説

プロペシア

AGA治療といえばプロペシアというほど、AGA対策では有名な薬です。

実際、AGAについてネットで調べてみても、対策としてプロペシアを進めている記事は多く、「AGA治療相談室」でも初期症状が現れてからのAGA対策にはプロペシアを推奨しています。

そのくらい、AGAに対して効果のある薬ですが、一方で気をつけて使用しないと危険な副作用も多くあります。

そこで今回は、プロペシアとはなんなのかはもちろん、その使用方法や危険性についてもご紹介していきます。

基本的に、全ての男性にプロペシアの使用を推奨していますが、妊活中の男性は使用を控える事をオススメします。

1.プロペシアとは

プロペシアとは、AGAの治療薬であり、AGAの原因である5αリダクターゼⅡ型を抑える効果があります。主な成分はフィナステリドであり、このフィナステリドが5αリダクターゼⅡ型を抑える働きをします。

フィナステリドについての詳しいことはこちらで紹介しています。
「プロペシアの主成分フィナステリドの効果と副作用」

5αリダクターゼについてはこちらで説明しています。
「5αリダクターゼの役割と抑制する方法~食事やサプリ・薬の使用法~」

puropesia

5αリダクターゼは、AGAの原因であるDHTを作り出す酵素で、Ⅰ型Ⅱ型の両方にDHTを作り出す効果がありますが、プロペシアで抑えることの出来るⅡ型が、AGAに大きく関係していると言われています。

DHTについてはこちらで詳しく記載しています。
「薄毛はDHTが原因!DHTで薄毛になるメカニズムと抑制方法」

2.プロペシアの効果と効能が現れるまでの期間

先ほどもご紹介しましたが、プロペシアにはAGAの原因を作り出す5αリダクターゼⅡ型を抑える効果があります。(Ⅰ型を抑えることはできません。)

これから、実際に服用してから、効果が出るまでの仕組みや期間について詳しくご紹介していきます。

プロペシアの効果(仕組み)

AGAによって薄毛になる前頭部や頭頂部には5αリダクターゼⅡ型が多く発生しています。プロペシアを使って、それを抑えることでDHTの発生を防ぎ、AGA対策をすることができます。

ただ、プロペシアは飲み薬ですので、血流の影響を大きく受けます。

太い血管の多い頭頂部の薄毛に関しては高い効果を期待できますが、毛細血管の多い前頭部には効果が出にくいとされています。(5αリダクターゼそのものは前頭部にも多く存在しています)

特に、AGAになってからの期間が長ければ長いだけその傾向は強く、発症して5年前後経つと薄毛に対して効果がなくなると言われています。

また、プロペシアを服用すると、髪の生え変わりがおきるため、最初のうちは抜け毛が増えるケースもありますが、特に気にする必要はありません。

その辺の不安は、専門医に確認しながら進めていきましょう。

効果が出るまでの期間

プロペシアを服用し、実際に効果を体感するまでは、3,4ヶ月~1年ほどかかると言われています。

プロペシアは短期間で効果のでる薬ではなく、長期間飲み続けて初めて効果の出る薬と言えます。

服用するタイミング

1日1錠飲むのが効果的です。

食前や食後などのご飯の影響を受けないので、毎日この時間に服用する!という時間を決めて飲むと良いでしょう。

服用するタイミングについてをピックアップした記事がこちらにありますので、参考にしてみてください。
「AGAの薬って飲む時間は決まっているの?効果的に治療ができる時間帯とは」

3.プロペシアの副作用

ここからはプロペシアを飲むことで起きる副作用についてご紹介していきます。

プロペシアによる副作用は、主に次の2つになります。

  • 性欲減退
  • 勃起機能の低下

ただこの2つの副作用が発症する確立は極めて低く、性欲減退が1.8%、勃起機能不全が1.3%になります。

その他にも、このような症状が出る可能性があります。

「プロペシアの副作用で肝臓が悪くなる可能性も?薬と肝機能障害の関係とは」
「プロペシアの副作用で男性不妊に?子作りの前に知っておくべき3つの恐怖」
「プロペシアの副作用で子供が危険な状態に?安全に使用するための対策とは」

他にも症状はありますが、プラシーボ(プラセボ)効果によるものが多いです。

要は、「プロペシアの副作用で性欲がなくなってしまう…」と思い込んで薬を飲むうちに、性欲がなくなってしまったという状態です。(単なる思い込みです。。。)

プロペシアの副作用で最も気をつけるべき点は、この思い込みによるプラシーボ効果になります。

他にも、抑うつやだるさが出るという副作用がありますが、それはプロペシアに限った話ではなく、薬全般(風邪薬も含む)に言えることですので、特に気にする事はありません。

4.妊娠前後の女性にとってプロペシアは危険

プロペシアは、胎児や授乳中の赤ん坊への影響がある薬とされています。

2015年まで使用されていた「FDA基準(胎児危険度分類)」では、最低ランクがつけられており、妊婦は決して飲んではいけない薬に分類されていました。

今ではランク表記ではなく、具体的な文言で示すルールに変わりましたが、下記のように記載されています。

本剤を妊婦に投与すると、本財の薬理作用(DHT低下作用)により、男子胎児の生殖器官等の正常発育に影響を及ぼすおそれがある。

つまり、妊婦には絶対に触れさせてはいけない薬になります。

プロペシアの成分は皮膚からも吸収されるため、文字通り触れさせてもいけない薬と言えます。

ただ、妊活中の男性が適正量飲む分には一切問題ないので、「妊婦が飲まない・触らないようにする」という認識で問題ありません。

献血も注意

プロペシアを服用している人は、献血を行うことができません。

プロペシアの服用をやめてから、1ヶ月以上経過するまでは血液中の成分が抜けきれないので、妊婦や授乳中の女性の女性の体内に入る恐れがあるからです。

これに関しての詳しいことはこちらの記事でも説明していますので、服用を考えている方は、必ず目を通してください!
「女性はプロペシアを触るだけで危険!?女性の薄毛の正しい改善方法」

5.プロペシアの使用方法と注意点

プロペシアは1日1回服用の服用が基本で、それ以上の服用は危険とされています。

というのも、飲めば飲むだけ良い薬というわけではなく、長期間・適量の薬を飲み続けて初めて効果のでる薬であり、適量を守らないと副作用のリスクが高くなってしまうからです。

プロペシアを飲むタイミングは決まっていませんが、24時間おきに飲み続けというのはとても重要です。

強いておすすめの時間帯を上げると「朝○時に飲む」と決めて服用することをおすすめします。夜はお酒を飲んだり、夜食を食べたりと、不規則になりがちですので、朝飲むことが最も24時間のリズムを守りやすいからです。

また、プロペシアは水で飲むようにし、飲み忘れた場合は翌日まとめて服用するのではなく、1日1錠(もしくは0.5錠)という用量を必ず守るようにしてください。

6.サガーロとの比較

プロペシアとよく似た薬として、ザガーロが2016年に販売されました。

ザガーロの主成分はデュタステリドというものであり、プロペシアのフィナステリドが5αリダクターゼⅡ型にしか効かないのに対し、デュタステリドはⅠ型とⅡ型両方に効くとされています。

プロペシアより高い効果が期待できる分、副作用のリスクも高まってしまいます。(副作用については、プロペシアと同条件で比較された事がないため、推測になってしまいますが、別条件の臨床試験では、ザガーロの方が副作用のリスクが高いという結果になりました)

AGA治療相談室では、「プロペシアを服用して、効果がなければザガーロ」という流れを推奨していますが、実際服用する際は必ず専門医の診断を受け、診断通りに行動してください。

puropesia zagaro

ザガーロについて詳しく説明した記事はこちらになります。
「M字薄毛の悩み解決!AGA治療薬【ザガーロ】の効果とは」

7.ミノキシジルタブレットとの比較

AGAの症状を改善する方法として、プロペシアと同じくらい頻繁に効く薬がミノキシジルタブレット(ミノタブ)ではないでしょうか?

ミノキシジルタブレットは、主成分としてミノキシジルを使っており、頭皮の血流を良くし、頭皮環境を整える効果があります。

プロペシアが5αリダクターゼⅡ型を抑えるのに対し、ミノキシジルタブレットは、頭皮の血行を良くし、頭皮環境を整える働きをします。

puropesia minotabu

ミノキシジルタブレットに関して詳しく記載した記事はこちらになります。
「AGAでも髪が生えてくる!ミノキシジルタブレットの効果と副作用」

また、ザガーロやミノキシジルの副作用やその対策をまとめたものがこちらの記事にありますので、興味があればぜひご覧ください。
「副作用にバイバイ!AGA治療薬の副作用に悩まされない方法とは?」

8.プロペシアのジェネリックは?

プロペシアと同じ、フィナステリドという成分を含んだジェネリック医薬品はあります。

様々なものがありますが、フィナステリドを主成分とする薬で厚生労働省に認められているものでは「ファイザー」という名前のジェネリック医薬品があります。

効果の違いもなく、価格もプロペシアよりも安いのですが、安全面などの不安もあります。

詳しいことはこちらの記事で紹介していますので、参考にしてみてください。
「プロペシアと効果は同じ?ファイザーの効果の違いや価格とは」

どういう時にファイザーを使用するのがおすすめ?

ファイザーは安全面に多少の心配はありますが、費用が安くなっています。

しかし、治療薬は飲み続ける必要があります。

ですので、まずはプロペシアで治療をして、「発毛治療」から「育毛治療」になったタイミング、つまりプロペシアで発毛した髪の毛を育てるタイミングで使用するのが良いでしょう。

発毛後の事や治療薬をやめるタイミングなどはこちらで説明していますので参考にしてみてください。
「AGAの治療薬は一生必要!?発毛後の対策とは」

9.まとめ

AGAの治療薬として有名なプロペシアですが、効果が大きい分副作用にも気をつける必要があります。

AGA治療というと、高額なイメージがあり、プロペシアを個人輸入で購入する人もおおいですが、「AGA治療相談室」ではおすすめしていません。

その理由はこちらで説明しています。
「AGA治療薬の個人輸入はおすすめできない?3つの危険なリスクと正しい購入方法」

頭皮環境や生活習慣は一人ひとり違うため、きちんと専門のクリニックに通い専門の医師の指導の下、適切な量を飲むようにしましょう。