AGAに効果のあるシャンプーってあるの?薄毛とシャンプーの関係性

AGA シャンプー

昔から薄毛の悩みには育毛剤が利用されていましたが、最近では薄毛の悩みに特化したシャンプー、通称育毛シャンプーが話題となっています。

これにはAGAの治療や予防にどのよう程度効果があるのでしょうか?

育毛シャンプーはドラッグストアなどの店頭で購入できる製品もあれば、通販専用で販売されているものもあります。

製品によって配合される成分内容も異なりますが、この違いや特徴なども気になるところです。

今回はシャンプーに焦点を当てて、AGA対策としてどこまで有効かを説明したいと思います。

1.育毛シャンプーと普通のシャンプーの違いとは 

シャンプーと育毛シャンプーの違い

薄毛を意識しない人が使う普通のシャンプーもかなり多くの種類があり、配合成分も販売者がそれぞれ工夫して特徴を出そうとしています。

しかし、基本となるシャンプーの効用としては全て同じで、頭皮と毛髪の洗浄作用は共通しています。

あとは付加価値の問題です。安価な製品は安価な洗浄成分で構成されることになりますし、これに加えて髪の毛にツヤを出すなどの付加価値を付けた商品は少し値が高くなります。

女性用のシャンプーにはこの傾向が強いことが見て取れますね。

男性の場合、髪の毛の艶などよりは余分な皮脂を洗い落としてさっぱり感を演出する方が好まれる傾向にあります。

女性用も男性用も、シャンプーには製造単価を下げるために硫酸系の洗浄剤が配合されることが多いのですが、これが問題視されています。

硫酸系はコストが安く済むのでよく使われるのですが、高刺激性のため頭皮に負担をかけ、頭皮環境を悪くすることで健康な髪の発育を阻害すると言われています。

また、髪の毛に艶を出したりコーティングする作用を持つシリコンも多くのシャンプーに配合されており、これが毛穴詰まりの原因になり、薄毛を促進するとも言われます。

一般シャンプー

市場への大量流通によって利益を上げるには顧客層への強烈な訴求低コスト化大量生産が必要になります。

そのため、このような成分内容になってしまうのですが、薄毛予防を第一に考えると最適な物とは言えません。

育毛シャンプーの特徴

育毛シャンプーは、育毛や薄毛予防に関して意識の高い別の客層へ向けて開発された製品です。

成分内容は個別の製品によって異なりますが、多くの製品に共通するのが、

  • 高刺激性の成分を含まない
  • 頭皮環境を悪化させない
  • シリコンを配合せず、頭皮環境を整える各種の生薬成分などを配合

していることです。

中には一部の育毛剤にも含まれるヒオウギエキスオウゴンエキスビワ葉エキスなどを配合するものもあります。

これらの成分はAGAの主原因でもあるDHT(ジヒドロテストステロン)の生成を抑制する作用があります。

育毛シャンプー

育毛シャンプーはこのように育毛や薄毛予防に重きを置いて開発、販売されているもので、普通のシャンプーよりは割高になります。

2.育毛シャンプー単体でAGAの進行を止められる?

育毛シャンプーはAGAを止められる?

結論から言うと、かなり高価な育毛シャンプーを用いても、単体ではAGAの進行を止めるのは難しいでしょう。

AGAの原因でもあるDHTを抑制する成分を含んだものもありますが、シャンプーという特性上、洗い流さなければならないので、育毛剤のような効果を期待するのは難しいです。

しかし、AGAといっても実際は頭皮環境の悪化など他の要因も複合的に絡んで進行することも多く、AGAを助長させる他の要因にアプローチすることは出来ます。

血行促進や保湿作用などが普通のシャンプーよりも強く、AGAを助長する要因を取り除くことで、薄毛の進行防止になります。

ただ、先ほどの通り、AGAの進行を止めることは出来ず、育毛シャンプー単体での利用は髪の毛が細くなる軟毛化が始まる前であれば、薄毛予防の効果はある程度期待できる、という感じです。

軟毛化が始まった段階から少し薄毛が気になってきたという段階では育毛シャンプー単独では対処は難しいので、育毛剤や育毛サプリメントなどを取り入れて手当を強化する必要があります。

育毛剤 サプリ

ただ、AGA以外の原因で起こる抜け毛の改善には育毛シャンプーは適切な効果を生むと考えられます。

体内のホルモンが原因ではない脂漏性脱毛やひこう性脱毛は、それぞれ皮脂過剰やフケ過多が原因ですので、頭皮環境の改善作用が強い育毛シャンプーの使用は非常に効果的と言えます。

ただし、この場合も皮脂過剰やフケ過多は生活習慣などにも影響を受けますから、その改善も含めた総合的な対処が必要になります。

3.店頭品と通販専用の育毛シャンプーの違いは?

店頭品と通販の育毛シャンプー

ドラッグストアなどの店頭で買えるので気軽に購入できますが、その中身は物によって大きく異なることもあります。

「育毛シャンプー」というものが国の決まりで、成分配合に縛りが出るということはないので、育毛にある程度効果が期待できるものは全て育毛シャンプーと考えることもできるわけです。

育毛シャンプーといっても、実際の成分は安価なシャンプーと大差ない内容であることもありますので、成分チェックが必要です。

概ね価格を見ればどのくらい本気を出して開発した製品かはわかりますので、安い製品はそれほど成分的には期待できないと考えて良いと思います。

購入を考えるときに最低限チェックすべきなのは、

  • 低刺激性を意味する「アミノ酸系」
  • シリコンの入っていない「ノンシリコン」

そして、抗AGA成分も配合されていればなお良いです。

一方で、通販専用で販売される育毛シャンプーはあまり低性能のリスクを負うことはありませんが、その代わり、それなりの値段がします…。

頭皮環境改善作用血行促進抗炎症作用抗AGA作用などを示す各種の有効成分が数十種類入っているものもあり、非常に豪華な布陣から育毛や予防に特化したものだという事が目に見えてわかります。

育毛シャンプー ラベル

育毛シャンプーで検索すればいろいろな製品がある事が分かりますので興味がある方はぜひ勉強してみてください。

ちなみに、「AGA治療相談室」でもおすすめのシャンプーについての記事を公開していますので参考までに。
「AGAを食い止めろ!薄毛対策におすすめのシャンプーは?」

それでは次に、正しい育毛シャンプーの使い方について、説明していきます。

4.正しい育毛シャンプーの使い方 

まず、整髪料を使用している方はいきなり頭皮を洗おうとせず、先に髪の毛の洗浄によって整髪料を落とすことから入ります。

heakea2

この時、高刺激性のある成分を含むものはできるだけ避けたいところですが、育毛シャンプーがもったいないと思うのであれば、安い別のシャンプーを使うのも良いでしょう。

整髪料を使用していない方はまず、お湯で予備洗いを行い、ほこりや汚れをある程度洗い流します。

次に、育毛シャンプーを手にとり、泡立ててから頭皮を洗います。

heakea4

この時は、髪の毛を洗うというよりは地肌を洗浄することを意識しましょう。

爪を立ててゴシゴシこするのはNGです。

指の腹を使ってやさしくマッサージするようにして行いましょう。

まんべんなく地肌を洗ったら、髪の毛の洗い方に移ります。

heakea6

汚れを泡で包み込んだらすすぎに入りますが、洗う動作にかけた時間よりも若干長い時間を使って十分にすすぎを行います。

育毛シャンプーに含まれる有効成分を洗い流すのはもったいないと思う方がおおいのですが、すすぎを怠るのはそれ以上に悪い作用をもたらすので、しっかり行ってください。

リンスやトリートメントを使用するのは構いませんが、使い方には注意しましょう。

まず、髪の根元からベタっとつけないことです。

頭皮に付着すると毛穴詰まりの原因になりますし、リンスやトリートメントは毛先から少量ずつ馴染ませていくのが正しい使用法です。

そして、これらもシャンプーと同じくなじませたとはしっかりすすぐことが大切です。

また、シャンプー後は自然乾燥はいけません

生乾きによって雑菌が繁殖し、痒みや炎症を起こして頭皮環境を悪化させてしまいます。

できればまず、タオルドライをかけた後にドライヤーを使用します

heakea7

ドライヤーは髪の根元から風を当てていきますが、適度に冷風に切り替えて頭皮と毛根を熱風から守ってください。

頭皮と髪の毛をしっかり乾かしたら頭皮をマッサージしてあげます。

heakea8

抜け毛や薄毛が気になる部分を集中的に行っても良いですし、側頭部→生え際→前頭部→頭頂部というように順番にマッサージをかけてあげると効果的です。

注意点として、指の圧力ですが、ゆで卵がつぶれないくらいの圧力でやさしく行わなければなりません。

あまり強いと逆に頭皮や毛根にダメージを与えてしまいかえって逆効果です。

5.育毛シャンプーと相乗効果を生む育毛剤

育毛剤+育毛シャンプー

育毛シャンプーと合わせて使いたいのが育毛剤です。

育毛シャンプーと育毛剤は大変相性が良く、相乗効果を期待できます

特にAGA対策を考えて育毛シャンプーを導入する場合、少しでも抜け毛の増加や軟毛化が見られた段階ですぐに育毛剤を追加導入するのが賢明です。

自分でできる自己治療は医師が処方する治療薬よりは効果が低いので、早めに考えられる範囲で効果の高い手当を組み合わせて実行する必要があります。

育毛剤を選ぶコツ 

育毛剤の分類

育毛剤は値段も効果もピンキリですが、AGAを意識するならDHTに作用できる製品を選びましょう。

あるいはAGA治療効果の高いミノキシジルを配合したリアップも良いですが、こちらはなかなかの値段がするのと、DHTの抑制効果がない、という事は知っておく必要があります。

育毛剤についてはこちらで詳しく説明していますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
「育毛剤の効果と真実と絶対にオススメの育毛剤」

6.まとめ 

いかがでしょうか。

薄毛予防の効果があるとされる育毛シャンプーでも単体でAGAの進行を食い止めるような強い作用はありませんので、育毛剤や育毛サプリメントなどを併用して効果を高める必要があります。

それでも、育毛シャンプーは頭皮環境の改善効果が強いので、AGAの進行を助長する他の要因にアプローチすることは出来ます。

体内ホルモン以外の原因で起きる脂漏性脱毛やひこう性脱毛にも効果があるので、薄毛予防を目的として早めに導入するがカギとなります。

育毛シャンプーをうまく活用して薄毛を予防、改善しましょう!