女性で最も多いと言われる脱毛症?AGAの女性版「FAGA」とは

女性でも薄毛に悩む人は多く、その原因や治療方法などはとても気になりますよね。

テレビでもよく見る「AGAなのかな…」と思う人もいるかもしれませんが、AGAは男性のみに発症する脱毛症ですので、女性の脱毛症とは違うものになります。

しかし、その薄毛の症状はもしかしたら女性版のAGAと言われるFAGA(女性男性型脱毛症)の可能性があります。

今回は女性に発症するFAGAの症状や原因、治療方法について説明していきます。

FAGAは女性に最も多い脱毛症と言われていますが、原因や改善方法が理解できればすぐに治療ができます。

1. FAGA(女性男性型脱毛症)とは

FAGA(女性男性型脱毛症)とは女性ホルモンの減少と、少しだけ存在する男性ホルモンが活発化することによって発症する女性に最も多いと言われる脱毛症です。

男性のAGAと区別するためにFAGA(Female AGA)と呼ばれています。

また薄毛が広がるという意味から、瀰漫(びまん)脱毛症とも言われています。

FAGAの症状

FAGAは頭頂部から広い範囲で発症し、髪が細く弱ることで、分け目の広がりやボリュームの減少、地肌が透けて目立つなどの症状が現れます。

また、薄毛の進行度はⅠ型・Ⅱ型・Ⅲ型の3パターンに分類されます。

正面から頭頂部が全体的に薄くなった状態 正面から頭頂部が全体的に薄くなった領域が拡大した状態 正面から頭頂部が全体的に薄くなった領域がさらに拡大した状態

AGAとFAGAの違い

AGA(男性型脱毛症)と女性版AGAと言われるFAGAは、症状が違うものとなっています。

AGAは前頭部や頭頂部など部分的に薄くなり、酷くなると完全に髪の毛がなくなってしまいますが、FAGAの場合は頭頂部が薄くなり、AGAのように前頭部が脱毛したり髪の毛が完全になくなることはありません。

AGA FAGA
前頭部が脱毛
M字型に脱毛している状態
頭頂部が脱毛
髪の毛が無い状態
頭頂部が脱毛
地肌が透けている状態

2.FAGAの主な原因

FAGAの主な原因は、以下の3つのようなものがあります。

原因1.加齢による女性ホルモンの減少

個人差はありますが、30代後半から40代になると女性ホルモンが減少しやすくなると言われています。

加齢は仕方のないことで、生活習慣の改善や育毛剤、飲み薬などで薄毛の治療は可能ですので心配はありません。

原因2.過激なダイエットによるストレスや食生活の乱れ

過激なダイエットによるストレスや食生活の乱れで女性ホルモンは減少します。

美しく見せようと思ったり、健康になろうと思ってダイエットを始めたとしても、薄毛や不健康になってしまったら逆効果です。

薄毛の心配がなかったとしても、体調が悪いようでしたらすぐに生活習慣の改善をしましょう。

原因3.過度なシャンプーやヘアカラー・パーマ

過度なシャンプーやヘアカラー・パーマは頭皮にダメージがたまりやすく、FAGAにつながります。

薄毛が気になり始めたら、使用しているシャンプーや洗い方を見直し、ヘアカラーやパーマも控えましょう。

3.FAGAの治療方法

FAGAの治療方法は生活習慣の改善や、育毛剤や飲み薬などを使用します。

治療方法1.生活習慣を改善

女性の薄毛は生活習慣を改善するだけで、解消される場合もあります。

以下6つの項目を確認し、当てはまるものがありましたら改善していきましょう。

・食生活

食生活で揚げ物やラーメンなど脂肪分の多い料理を摂りすぎると、健康にもホルモンバランスにもよくありません。

ハンバーガーなどのファストフードの食事もなるべく控え、魚や野菜などもバランスよく食べるようにしましょう。

・睡眠

睡眠時間が減ることでホルモンバランスは崩れてしまいます。

睡眠は毛根に栄養が運ばれる時間であり、最低でも5~7時間は睡眠を取ることが改善につながります。

・お酒

お酒を適度に飲んでアルコールを摂取すると、血行が良くなりリラックス効果がでます。

しかしアルコールを摂りすぎると、肝臓に負担がかかり髪の毛を育てるたんぱく質が頭部に届きにくくなります。

・タバコ

タバコの吸い過ぎには注意が必要です。

タバコを吸うことでニコチンが血管を細くし、毛根への栄養の行き来を阻害します。

・パソコン・携帯

パソコンや携帯の画面などに集中することで、眼精疲労が酷くなりますと、髪が育つための栄養素が目のほうに行き渡ってしまいます。

仕事で長時間パソコンの画面を見つめたり、携帯ゲームに夢中になることはよくあるかもしれませんが、こまめに休憩をはさむようにしましょう。

生活習慣などでホルモンバランスを整える方法はこちらの記事で説明していますので、
「ホルモンバランスを整える方法はこれだ!11のポイントを紹介」

治療方法2.治療薬を使用する

生活習慣の改善を心掛けても薄毛が治らないようでしたら、薄毛治療薬を使用しましょう。

・ミノキシジル

ミノキシジルは血流をよくして発毛を促す主成分で、AGAを治療する育毛剤や飲み薬としても使用されています。

ミノキシジルは、厚生労働省でも発毛の効果が認められています。

発毛に効果的なミノキシジルですが、飲み薬の場合は体が毛深くなる多毛症などの副作用もあります。

また、FAGA以外の脱毛症には効果がありませんので専門クリニックで医師と相談し、薄毛の原因を理解したうえで使用しましょう。

・女性専用育毛剤

以下2つはFAGAやその他の脱毛症の治療にも効果的で、インターネットでも購入が可能な女性専用育毛剤です。

毛根に育毛剤に含まれる栄養が行き渡り、弱った髪の毛を健康にすることで薄毛を改善します。

マイナチュレ

内容量 120ml (約1ヶ月分)

定期コース3790円(税別)送料無料
通常価格5095円+送料650円(税別)

ベルタ育毛剤

内容量20ml(約1ヵ月分 ※ 2週間に1回10ml使用)

定期コース初回3980円(税別)送料無料
通常価格5980円+送料648円(税別)

ミノキシジルと女性専用育毛剤どっちがいいの?

ミノキシジルも女性専用育毛剤もFAGAの治療に効果的ですが、どちらを使用するべきかは薄毛の進行状況などによって変わります。

薄毛の症状が酷いようでしたらミノキシジルが主成分となる薬を使用するほうが効果的ですが、症状がそこまで酷くない場合や、ミノキシジルの副作用が怖いようでしたら、マイナチュレやベルタ育毛剤を使用してみましょう。

どちらを使うにしても自分に合う治療方法を理解するために、まずは専門クリニックで医師と相談することをおすすめします。

4.FAGA以外の女性の脱毛症

女性の脱毛症はFAGA以外にもあり、症状によっては治療方法もFAGAとは変わる場合もあります。

以下3つはFAGA以外の代表的な女性の脱毛症状です。

粃糠(ひこう)性脱毛症

粃糠(ひこう)性脱毛症は、カサカサに乾燥したフケが大量に出て、毛穴に詰まることでバイ菌が増殖し、脱毛していく症状です。

症状が酷い場合は皮膚科で診察を受けて、炎症を抑える塗り薬や飲み薬を使用する必要があります。

分娩後脱毛症

分娩後脱毛症は、妊婦が胎児に自分の栄養素を送ることで、脱毛しやすくなる症状です。

この脱毛症は、産後の半年から1年で治ると言われています。

牽引性脱毛症

ポニーテールやエクステなどで髪の毛を引っ張ったり、ゴムできつく結んだりすることで脱毛してしまう症状です。

ヘアアレンジの際に髪の毛に刺激を与えないようにすれば、症状は改善されます。

5.まとめ

今回はFAGAの症状や原因、治療方法について説明させていただきました。

FAGAが原因の薄毛で悩む女性はたくさんいますので、恥ずかしがることはありません。

薄毛に悩んだらまずは生活習慣の改善を心掛け、それでも薄毛が治らないようでしたら専門クリニックで相談して、自分に合う治療薬を使いましょう。