プロペシアの主成分フィナステリドの効果と副作用

フィナステリド

AGA(男性型脱毛症)を治療するプロペシアという名前の薬は有名ですが、その薬の主成分であるフィナステリドの効果や副作用などは知っていますでしょうか?

プロペシア以外にもフィナステリドが含まれている薬はあり、薬の飲み方や副作用を知らないままだと、自分だけでなく周りの人にも危険な状態にしてしまう可能性があります。

フィナステリドについてきちんと理解していれば、安心して効果的なAGAの治療が期待できますので、フィナステリドとはどんなものなのかを知っておきましょう。

1.プロペシア=フィナステリドではない?

プロペシア=フィナステリドと勘違いしている方も多いですが、じつはまったく違うものになります。

プロペシアはAGAの治療でとても有名な薬ですが、フィナステリドはその主成分になります。

プロペシア(フィナステリド)と記載してある記事は多いですが、プロペシアは薬の名前、フィナステリドはプロペシアの成分になるので、「プロペシア=フィナステリド」ではありません。

そもそもプロペシアとは

プロペシアというのは、錠剤の治療薬でAGAの改善に用いられます。

AGAに効果のある薬はプロペシアであり、その主成分がフィナステリドです。

プロペシアそのものに発毛・育毛効果はなく、AGAの進行を食い止めるための薬です。

プロペシアについての詳しいことはこちらの記事を参考にしてみてください。
「AGA治療の鉄板プロペシア!その効果と範囲、副作用を徹底解説」

2.フィナステリドとは

フィナステリドとは、AGAによる頭部の脱毛を防止する効果のある有効成分です。

フィナステリドは、もともと前立腺肥大(残尿感など)を治療するためにアメリカで開発されたプロスカーという薬の主成分でした。

プロスカーを飲んだ結果、副作用として薄毛が改善される効果が得られたため、今ではAGAの薬であるプロペシアの主成分として利用されています。

2-1.フィナステリドの効果

フィナステリドが血液に乗って毛根に行き渡ることで、抜け毛の原因となる酵素を抑えてくれる効果があります。

フィナステリドには即効性がなく、3ヵ月から半年ほどで効果が出るものと言われています。

また、フィナステリドの効果は含有量によって変わり、フィナステリドが多く含まれるものは前立腺肥大を治療する効果のある薬(プロスカー)として販売されています。

フィナステリドの含有量って多い方がいいの?

フィナステリドの含有量って多い方が、薄毛の治療も改善されやすいのでは?と思う人もいるかもしれませんが、フィナステリドを多く摂取しても発毛効果に変化は無いようです。

しかも変化が無い上、副作用は発症しやすくなるというリスクもあると言われています。

2-2.フィナステリドの含有量は

先ほど、フィナステリドの含有量で効果が変わると書きましたが、具体的な含有量も気になりますよね。

・プロペシア

プロペシア

プロペシアには、1錠あたりに1㎎のフィナステリドが含まれており、この含有量がAGAの治療に最も効果的と言われています。

・プロスカー

プロスカー

プロスカーは、前立腺肥大を治療するための薬で、こちらは1錠あたりに5mg(プロペシアの5倍)のフィナステリドが含まれています。

3.フィナステリドの摂取方法

フィナステリドの効果的な摂取方法は、フィナステリドが主成分(1mg)の薬1錠を毎日同じ時間帯に水もしくは、ぬるま湯で飲むことです。

毎日同じ時間帯に飲むことで、フィナステリドの効果が体の中で常に安定した状態でキープされます。

4.フィナステリドが主成分の薬の種類

フィナステリドが主成分となる薬にはどんなものがあるかを知っておきましょう。

4-1.日本で許可している薬は2種類

日本で許可しているフィナステリドが主成分の薬は2種類で、含有量はどちらも1mgです。

1種類目は、日本だけでなく世界60ヵ国以上で承認されているプロペシアです

2種類目は、2015年から販売されているジェネリック医薬品のファイザーです。

ファイザー

4-2.海外製の薬品も多数

フィナステリドを主成分とする海外製の薬品も多数あります。

インド製のジェネリック薬品のフィンペシアフィナロ

アメリカで開発された前立腺肥大の治療薬プロスカーや、プロスカーのジェネリック薬品のフィンカー

種類は多数ありますが、日本のクリニックで購入することはできません。

4-3.AGAの治療をするならプロペシア

AGAの治療をするならプロペシアをオススメします。

フィナステリドが主成分となる薬は多数ありますが、日本のクリニックで購入ができて専門医師と相談の上、安全に使用ができるのがプロペシアです。

5.フィナステリドの副作用

フィナステリドの副作用は発生率が低いものから、なかには知らなかったでは許されない危険な副作用もあります。

薬を安全に使用できるよう副作用についてもきちんと理解しておきましょう。

5-1.発症率は低いが、知っておくべき副作用

発症率は低いですが、フィナステリドを摂取して以下のような副作用が起こったことが確認されています。

性欲減退 1.8%
勃起機能の低下 1.3%
うつ 1.0%
精子減少 1.1%

ご覧いただいたとおりで、発症率は極めて低いものですので使用前に心配することはありません。

また、プラセボ(全く効果のない偽物の薬)を使用した臨床試験も行われており、上記とほぼ同じ確率で副作用の発症結果が出ております。

このような結果から見たところ、「副作用になったらどうしよう…」という不安や、強い思い込みにより発症しているものとも言われています。

5-2.妊婦や授乳中の女性は要注意!薬を触るのもNG!

妊婦や授乳中で男の子の赤ちゃんがいる女性は特に注意が必要です。

上記の女性がフィナステリドを摂取すると、胎児や授乳時の赤ちゃんに悪影響を与えてしまい、赤ちゃんの男性器が正常に発達しなくなる恐れがあります。

またフィナステリドが含まれる薬は、錠剤に触れてしまっただけでも皮膚から成分が吸収されてしまい、錠剤を割った際も成分が空気中に飛散し、それが女性の体内に吸収されることがあると言われています。

薬を使用するのが男性だったとしても、奥さんやご家族など女性と一緒に暮らしていて、薬に触れる可能性がある方も注意が必要になります。

女性がフィナステリドの触れた場合の危険性はこちらの記事で詳しく説明していますので、ご覧ください。
「女性はプロペシアを触るだけで危険!?女性の薄毛の正しい改善方法」

フィナステリドは女性には効果なし

フィナステリドはAGA(男性型脱毛症)を改善するための主成分で、女性の薄毛治療には効果がありません。

女性でも薄毛で悩む方はいますが、フィナステリドが含まれている薬を使用しても効果はありませんので購入しないように気をつけましょう。

5-3.フィナステリドを摂取する際の注意点

フィナスリドを摂取する際に、副作用を理解した上で以下のようなことにも注意が必要になります。

・献血をしないこと

フィナステリドを摂取している期間中の献血は禁止されています。

先ほど、妊婦や授乳中の女性はフィナステリド摂取しないようにと書きましたが、服用中に献血した血液が、妊婦や授乳中の女性に行き渡ることがあったらフィナステリドも女性の体に吸収されてしまいます。

・子作りの予定のある方は専門医師と相談を。

子作りの予定のある方は専門医師と相談してからにしましょう。

専門医師の話によると、フィナステリドを摂取した状態での子作りで、生まれてくる子どもに悪影響が来ることは極めて少ないと言われています。

しかし含有量が多かったり、薬を飲む時間帯が不規則になると危険性は高くなってしまいます。

・肝臓の弱い方は注意

フィナステリドが含まれる薬を飲むと肝臓にも少し負担がかかります。

肝臓の弱い方が摂取すると肝機能障害になる恐れもあります。

過去に風邪薬などで肝臓を悪くしたことのある方は特に注意が必要です。

6.薬の購入はAGA専門クリニックで

薬はAGA専門クリニックでプロペシアを購入することをおすすめします。

フィナステリドを主成分とする薬は個人輸入でも購入が可能ですが、AGA治療相談室ではおすすめしておりません。

自分の体質や生活習慣をしっかりと専門医師と相談してからクリニックで購入し、より安全かつ効果的にフィナステリドを摂取できるようにしましょう。

専門クリニックについてはこちらの記事でご紹介していますのでぜひ。

AGA専門クリニックを比較!自分に合うクリニックを見つける5つのポイント

7.まとめ

今回の記事でフィナステリドの効果や副作用、そしてプロペシア=フィナステリドではないことから、フィナステリドを主成分とする薬が多数あることもわかっていただけましたね。

フィナステリドという主成分が何なのか、そして副作用についての理解がきちんとできればプロペシアもより使いやすくなると思います。