植毛後に起こる7つの副作用と対応・予防策まとめ

植毛 副作用

AGA治療をしてみても薄毛や生え際の後退がなかなかよくならない…。

そんな時、最終手段として検討するのが、日本皮膚科学会も認めた外科的治療であり、薄毛の悩みを解決してくれる「植毛」ではないでしょうか。

今では薄毛治療として一般的になりつつある植毛ですが、外科手術を伴うため痛みや腫れが気になったり、副作用が心配で植毛手術に踏み出せない人もいると思います。

そこで今回は、植毛をすることで現れる8つの副作用と、それら副作用の予防・対応策についてまとめてみました。

植毛の種類による副作用の違いや、職場復帰のタイミングについても紹介していきます。

1.植毛の種類によって副作用が出やすい

植毛には「人工植毛」「自毛植毛」の2種類がありますが、人工植毛の方に多く副作用の報告やトラブルが見られるようです。

「人工植毛」 「自毛植毛」

人工植毛と自毛植毛の違いは、植毛する毛が自分の毛であるか、人工の毛であるかどうかです。

人工の毛を使うと、自分の体が「異物が入った」と感じてしまう為、拒否反応が起こり、副作用が出やすくなります

拒否反応による頭皮トラブルが多く見受けられる為、近年では人工植毛より癒着率も高く拒否反応の少ない自毛植毛が推奨されています。

しかし、自毛植毛も副作用が全くないわけではなく、外科手術で少なからず頭皮に傷と負担を与えるので、腫れや痛みなどの副作用は出ることは押さえておいてください。

自毛植毛と人工毛植毛のメリットやデメリットなどはこちらの記事をご覧ください。
治療後はずっとフサフサに!?植毛のメリットやデメリットとは

2.植毛後に出る7つの副作用

植毛後に出る副作用には、以下の7つがあります。

植毛後に出る7つの副作用

①痛み・赤み・腫れ

植毛は皮膚を切り取る、もしくはパンチで穴を開けることをするので、少なからず痛み・赤み・腫れ・出血は伴います

痛みや腫れは傷が治ってくる1週間後にはよくなってきますが、赤みは半年~1年程続く場合もあります

しばらくするといつもの白い頭皮に戻ってくるので、様子を見ましょう。

人工毛で植毛を行った時は、異物が入ってくるわけですから拒絶反応が強く、腫れが大きくなることがあります。

②かゆみ・かさぶた

縫合した部分や植毛をした部分の傷がかさぶたとなり、かゆみが伴ってきます。

かさぶたは、傷に細菌が入ることや出血を防止する役割を持っています。自然に剝がれるのを待ち、無理やり剥がすことがないようにしましょう

頭皮へのダメージだけでなく、出血細菌感染の可能性が出てきます。

傷が治ってくるにかけてかゆみが出てくるとは思いますが、決してガリガリと掻きむしることはやめましょう

痛みとかゆみは同じ神経で生み出されていて、弱い痛みがかゆみとして現れる為、傷が完璧に治っていない証拠なのです

最低1週間はかゆくてもかさぶたに刺激を加えないようにしましょう。
かゆみは傷の乾燥でより強くなるので、どうしてもかゆい場合は保湿クリームやかゆみ止めで対処しましょう。

かゆみ・かさぶた
膿・細菌感染が起こることも

ごくまれに、かさぶたを剥がしたり、かゆい部分に強い刺激を加えてしまったことで患部に菌が入り、細菌感染が起こり、が出てしまうことがあります。

また、患部を清潔にしなければならないのにシャンプーを怠っていても起こり得ます。

これはクリニックで薬の処方や消毒で治すことが出来ますが、ダメージを受けた部分の毛が抜け落ちてしまうことがあるので、意識してケアを行うようにしてください。

③吐き気

手術後、吐き気や不快感、むかつき、ふらつきを感じることがあります。

これは手術で使用した麻酔や薬剤の影響で、麻酔が切れてくる頃には症状が緩和されてきます。

事故防止の為、当日は車やバイクで病院に行かないようにしましょう

④まぶたや顔の腫れ

術後数日間、まぶたや顔が腫れる場合があります。

頭に打った麻酔が下がってきて、顔やまぶたに腫れを起こしてしまうのですが、これも安静していれば自然と治ってきます。

下を向き過ぎるなど長時間頭を傾けていると起こりやすいので、術後数日間は安静にしておきましょう

⑤ショックロス

植毛をして2週間頃から、植毛を行った部分が抜け落ちる「ショックロス」が起こることがあります。

ショックロスの仕組みは未だ解明されていませんが、ダメージを受けた頭皮のヘアサイクルを戻すための一時的な脱毛ともいわれていて、数か月後には新しい毛が生えてくるようになります

定着率が低かったり強いアレルギーを起こしてショックロスに陥った場合、新しい毛が生えてこないという人もいるので、よく注視してみてください。

ショックロス

⑥後頭部のつっぱり・痺れ

メスを使用した植毛手術の時、縫合した傷のあたりがつっぱったり、痺れ、違和感を感じることがあります。

頭皮の上下を引っ張って縫合しているために起こりますが、抜糸して数日程で違和感は感じなくなってきます

痺れに関しては数か月後まで起こることがありますが、次第に無くなっていきます。

⑦髪質の変化

植毛で生えてくる毛はまだ安定していないので、最初の方は少しカールがかかっていたりなどクセのある髪質になっていることがあります

頭皮の傷が治り、頭皮環境やヘアサイクルが安定してくることによって次第に自分の髪質に戻ってきますので安心してくださいね。

3.植毛の副作用の予防・対応

植毛の副作用には、以下の4つの方法で予防・対応をしましょう。

植毛の副作用の予防・対応

症状の軽いものは経過観察

術後のはれや痛み、かゆみは外科的手術に伴う必然的な症状なので、経過観察しましょう。
痛みがある場合は、痛み止めがクリニックで処方されるので容量を守って服用してください。

ショックロスに関しては一時的であることが殆どですが、半年以上経過しても生えてくる見込みがない時はクリニックで毛穴の状態を見てもらいましょう

植毛手術後の副作用は一時的であるものが多く、手術後の赤みなど大体1~2年でほとんどの症状がなくなるので安心してください。
植毛の手術後から完治するまでの気になる具体的な期間を解説

術後はヘアケアを丁寧に行う

植毛手術後の頭皮は大変デリケートなので、傷が安定し植毛した毛が定着するまでヘアケアには十分に気を遣い、丁寧に行いましょう。

特に気を付けるべきなのはシャンプーです。

毛が抜けてしまうのではないかという不安があるかもしれませんが、シャンプーを行わないと皮脂や汗で頭皮環境が悪化し、細菌感染や膿み、定着率に低下と抜け毛を引き起こしてしまうことがあります。

植毛手術後のシャンプーに関しては、こちらの記事で取り上げていますので是非実践してみてください。

職場への復帰は1週間後が理想

仕事に関しては、デスクワークなど体をあまり動かさない仕事であれば翌日から復帰が出来ますが、頭皮の傷の治りや定着を考慮して1週間は休暇を取って復帰することをおすすめします。

特に体を動かすような仕事だと、体を動かすことで血行が促進され、傷跡を圧迫してしまう可能性もあります。

また、人と接する職業だと、蒸れや擦れを起こすかつらは頭皮にとって刺激になります。

GWや年末年始・お盆など長期休暇を活用して手術を受けるようにすると、職場を不自然に休まずに済みますよ。

あまりに長期的や重い症状はクリニックにかかる

日常生活に支障が出るようなひどい痛みやかゆみなど、異常を感じる場合は植毛をしたクリニックにかかるようにしましょう。

調べた中では、大きな後遺症に悩んでいるという人はいませんでしたが、外科手術のダメージでどんな症状が現れるかは人それぞれなので、おかしいと感じた時点で相談をするようにしましょう。

こちらの記事で紹介する症状が出ると、植毛の失敗の可能性があるのでよく注意していてください。
【植毛】失敗するリスクも視野に入れて!7つの失敗例と4つの対策

また、植毛で効果を感じられない人には、医師の技術不足や頭皮のかたさなどの原因が考えられるので、以下の記事もあわせて読んでみてください。
植毛の効果が出る人と出ない人の違いは?効果を引き出す4つの方法

4.まとめ

いかがでしたか?

植毛後の副作用には、痛みや腫れなど外科的手術では避けられないものや、ケアを怠ったことで出てくる膿みなど、事前に予防出来るものもあることが分かりました。

ほとんど軽度のものであって、大きな副作用や後遺症がなく、一安心ですね。

植毛後を快適に過ごす為に、予防出来るものは徹底的に予防し、もし副作用が起こってしまった場合にも対応出来るよう、保湿クリームや痛み止めの準備を心がけましょう。