植毛の手術後から完治するまでの気になる具体的な期間を解説

植毛の手術後から完治するまでの気になる具体的な期間を解説

植毛をした後、植えた毛が定着したり効果が出るまでには時間がかかります。

どれくらいで植えた毛が定着するのか、どのくらいで生えてくるのかといったことや、どのくらい仕事を休めば良いのかなど、植毛のスケジュールが気になりますよね。

そこで今回は、植毛後の定着や効果・仕事などの期間について解説していきたいと思います。

植毛に関する大事な期間を知ることで、「来年の○月までにフサフサでいたい…!」といった具体的な目標から逆算して植毛の予定を立てることや、仕事の調整を行うことが出来ますよ。

0.植毛とは

植毛とは、頭皮に人工または自分の毛を植える手術のことです。

植毛とは

元々は事故によって失った髪の毛を修復させるものでしたが、近年は薄毛に悩む人への治療として一般的になりつつあり、日本皮膚医学会のAGA治療ガイドラインにも勧められている治療です。

一昔前までは人工で作られたドナーの植毛が主流でしたが、アレルギーなどトラブルが多く、今では側頭部や後頭部など、薄毛になりにくい部分の毛をドナーとして植毛する「自毛植毛」が主流となっています。

植毛を行うことで薄毛の悩みから解放され、自信の回復や見た目の改善が得られます。

植毛の仕組みやメリットについて詳しく知りたい人はこちらの記事を読んでみてください。
植毛の仕組みとは?植毛の種類・手術方法まとめ

1.植毛が定着するまでの期間(~2週間)

植毛した毛は、約2週間程度で定着します。

術後すぐは植えたばかりで、周囲の組織となじむのに時間がかかります。

その間は出来るだけ頭皮に刺激を加えるような生活や行動は避けないと、完全に定着しきっていない髪の毛が抜けてしまいます。

また、植えた毛全てが定着するわけではないので、少量であれば抜けてしまっても気にする必要はありません。

植毛が定着するまでの期間

2~3カ月後のショックロス

植毛後2~3か月経つと、植毛をした部分やその周囲の毛が抜け落ちてしまう「ショックロス」という状態が起こりますが、定着が失敗したわけではありません。

頭皮には植毛手術のダメージが残っていて、そのダメージを修復したり、髪の毛が生えるサイクルを整えようとしているのです。

ショックロスはAGA治療や育毛剤でも起こることがあり、誰にでも起こるものではないので不安になるかもしれませんが、安心して経過を見ておきましょう。

2~3カ月後のショックロス

2.仕事を休むべき期間(~1ヶ月)

植毛をした後に仕事を休むべき期間は、1週間以上が理想です。

デスクワークのように体を動かさない職場であれば手術の翌日から働くことが出来ますが、手術の傷が治る1週間は安静にすることをおすすめします。

体を動かす仕事をしている人は、激しく体を動かすことで頭の血流が増加して傷の治りが遅くなってしまったり、頭に刺激が加わって定着を妨げてしまう為、1か月を見ておきましょう。

どうしても仕事を休むことが出来ない場合は、その旨をカウンセリングでよく相談しましょう

3.クリニックに通う期間(~1年)

クリニックや手術方法によって、植毛後に通う必要性があります。

メスを使用するFUT法で植毛を行った場合、傷を縫合した後の抜糸を1週間後にクリニックで行います

また、アフターケアや経過の確認の為に、数日後や数カ月に来院を求めるクリニックもあり、傷跡の消毒や頭皮の様子を見てくれます。

術後の写真や体験談を掲載する代わりに料金が安くなるモニターで手術を受けた人は、術後1週間、1か月後、3か月後、1年…など定期的にクリニックに訪れ、経過を見せることが必要になることがあります。

手術を受けるクリニックの場所や日程によってクリニックに行くことが難しいと考える人は、クリニックに再度行く必要があるか、カウンセリング時によく聞いておくことが必要です。

4.植毛の効果を実感できるまでの期間(~1年半)

植毛後の効果をしっかり実感出来るようになるには、約1年~1年半程度です。

術後3~4か月後から少しずつ植毛した毛が生えてくるようになり、半年以降はかなり伸びてきます。

術後1年するとほぼ薄毛の問題は改善されてくるので、フサフサでいたい時期から逆算して施術を決定することや、すぐには効果が表れないという理解をしておきましょう。

植毛の効果を実感出来るまでの期間

すぐに効果を実感したい人は

植毛は効果を感じるのに1年程度かかりますが、すぐに効果を感じたい人は

  • 人工毛植毛
  • 増毛
  • かつら

を試してみてください。

人工毛植毛は、人工の髪の毛を頭皮に植え付ける施術なので、術後すぐフサフサになることが出来ますが、拒否反応が起こりやすいのでリスクを踏まえた上で検討するようにしましょう。

また、植毛ではありませんが、自分の髪の毛に人工の毛を結ぶ増毛は、施術後すぐにフサフサになることが出来る上に、外科手術ではないので傷跡が残ることもありません。

増毛についての詳しい記事はこちらに書いてありますので、興味がある方はぜひ読んでみてください。
薄毛もすぐにフサフサに!?TVCMでも有名な増毛とは

5.かゆみが治ってくる期間(~2年)

術後数週間かけでも残っているかゆみや赤みは、ひどくても2年程かけて落ち着いてきます

特にメスを使った手術の方だと、傷跡が乾燥などで急にかゆくなったり、赤みが強く出ることがあるので、気になる時は乾燥防止のクリームを塗ったり、患部を冷やすなどして対応しましょう。

数週間後なら既に定着しているので、かゆい時は頭を掻いても大丈夫ですが、掻き過ぎは頭皮を傷つけてしまう可能性があるので、気をつけましょう。

植毛後の経過は以下にまとめてみたので、参考にしてみてください。

植毛後の経過

痛みや出血、まぶたの腫れなふぉの副作用が長く続くようであれば、早めに相談をするようにしましょう。

主な副作用とその対応については、以下の記事をご覧ください。
植毛後に起こる7つの副作用と対応・予防策まとめ

傷跡はなくならないの?

植毛の外科手術によって残った傷跡は、なくなることはありません。

植毛手術はメスの使用の有無に関わらず、多少なりとも傷跡を残します

メスを使うFUT法だと白い線、メスを使わないFUE法だと丸い斑点のような跡がドナーを採取した部分に残ります。

何年もかけて傷が薄くなってくることはありますが、完全になくなることはないと見て良いでしょう。

子どもの頃に転んで出来た傷がいまだに治らない…、といった経験と同じです。

傷跡が気になる場合は、傷跡への植毛も検討してみてください。

6.植毛をより成功させる習慣

植毛をより成功させる為に、以下のような習慣を取り入れてみましょう。

植毛をより成功させる習慣

植毛後はダメージが残っているので、しっかり体を回復させるために栄養のある食事を心がけるようにしましょう。

術日は入浴不可ですが、翌日からは頭皮を清潔にする為のヘアケアも欠かさないようにしてくださいね。

また、定着してからや生えそろってからも、不規則な生活や喫煙を続けていてはせっかく生えた髪の毛を薄毛にしてしまうので、日々の習慣を見つめ直していってください。

食事やシャンプー方法など、関連する参考記事を以下にリンクしていますので、是非読んで取り入れてみてください。
食事ではげ予防・対策しよう!厳選食べ物5選と治療方法
最初の2週間が大事!自毛植毛手術後のシャンプー方法
生活習慣の改善は若はげに効果があるの?乱れる原因と具体的な対策

7.まとめ

いかがでしたでしょうか。

定着や効果には時間がかかる植毛ですが、もう薄毛で悩まなくて良いという大きなメリットがあるので、しっかり安静にして焦らず髪をじっくり育てていくことが重要です。

植毛後、今自分がどのような状態に時期にあるか分からなくなったら、是非またこの記事で確認してみてくださいね。