自毛植毛には2つの方法がある!その違いと手術の流れを徹底紹介!

自毛植毛には2つの方法がある!その違いと手術の流れを徹底紹介!

薄毛治療として一般的になりつつあり、日本皮膚科学会にも推奨されている植毛。

しかし一言に植毛といっても植毛の方法には種類があり、どれがどのような方法で行われているのかよく分からないですよね。

また、当日どれくらい時間がかかり、どのような流れになるのか知っておくと計画が立てやすくなり、休暇や仕事の調整もしやすくなります。

そこで今回は、植毛の手術方法と当日の流れについてご紹介したいと思います。

それぞれ手術の方法によってメリット・デメリットがありますし、当日の注意点もあるので、是非参考にしてみてくださいね。

0.植毛とは

植毛とは、自分の毛または人工の毛を頭皮の植え込む外科手術のことであり、薄毛治療のひとつです。

植毛を行うことで進行したAGAや生まれつきの薄毛の悩みを解消することが出来、自信の回復見た目の改善になります。

植毛には自分の髪の毛を植える「自毛植毛」人工の髪の毛を植える「人工毛植毛」がありますが、人工毛植毛は拒否反応が強くトラブルが起こりやすく、あまりおすすめしません。

なので、今回は自毛植毛の方法にスポットを当てて解説していきます。

1.手術の方法

自毛植毛の手術の方法には、主に

  • メスを使用するFUTストリップ法
  • メスを使用しないFUEくりぬき法

の2種類があります。

クリニックによっては独自の植毛方法を行っているところもありますが、基本的にこのどちらかの方法を踏襲または統合させています。

メスを使うFUTストリップ法

植毛 クリニック2

メスを使うFUT法は一番オーソドックスな植毛の方法で、後頭部からメスでドナーを採取し、株分けを行ってから1株ずつ植えこんでいきます

多くのドナーを採取しやすく広範囲の植毛に適しているため、かなり薄毛の範囲が広くあっている人におすすめの方法です。

しかしメスを使用するので傷跡が白い線として頭皮に残ってしまい、植毛したことがばれやすくなります。

メスを使わないFUEくりぬき法

植毛 クリニック3

メスを使わないFUE法は、植毛専用のパンチを使用し、毛の毛根ごと吸引して植え込んでいきます。

小さなホールを開けていくのでFUT法のように白い線が残ることはありません。

全く傷跡ができないわけではなく小さなホールのような跡が出来ますが、傷として目立ちにくいので傷跡が気になる女性や狭い範囲の植毛としておすすめの方法です。

しかし、ひとつひとつ採取していくので時間と費用が掛かります。

近年はロボットがFUE植毛を行うARTAS法も出てきたことで時間・費用の問題は解消してきています。
最先端の植毛事情!ロボット植毛や毛根培養まで気になる施術を解説

【その他の手術方法】フラップ法(頭皮弁移植法)

今ではほとんど取り扱われていませんが、一昔前までは「フラップ法」が盛んにおこなわれていました。

フラップ法はメスを使い、後頭部または側頭部からドナーを採取します。

一見FUT法と同じに見えるかもしれませんが、フラップ法は採取したドナーを株分けして植え込むことなく、切り取ったまま薄毛が気になる部分に移植します。

一度に大量に毛を増やすことが出来ますが、リスクが高く失敗すると細胞の壊死細菌感染といった強い後遺症に悩むことがありました。

医師の技術力がかなり求められるので、あまりおすすめは出来ない方法です。

【その他の手術法】フラップ法(頭皮弁移植法)

2.手術の流れ

当日の流れは下図のようになります。

2.手術の流れ

日帰りで行える手術なので入院は必要ありません。

YouTubeには実際の手術動画も投稿されていますが、かなりグロテスクなものが多いのでイラストでご紹介していきたいと思います。

カウンセリング

カウンセリング

カウンセリングで植毛の種類や方法、植える数やデザインを細かく決めていきます。

費用や内容に納得がいき、「ここで植毛したい!」と思うクリニックに出会えるまでいくつかのクリニックでカウンセリングを行いましょう。

中には半ば強引に植毛を持ち掛けるクリニックもあるので、クリニック選びは慎重に行いましょう。

クリニック選びのポイントは以下の記事をご覧ください。
失敗しない!植毛クリニック選びで重要な3つのポイント

ドナーを採取する

ドナーを採取する

ドナーの採取部分や植え込む部分にマーキングを行ったあと、ドナーを採取していきます。

FUT法はメスを使って採取し、採取後はドナーを植えやすいように細かく株分けし、傷跡を縫合します。

このとき使われる糸は溶ける糸溶けない糸があり、溶けない糸は抜糸が必要になるのでカウンセリングの時点で確認をしておきましょう。

FUE法は専用のパンチで少しずつドナーを採取していきます。

パンチで空いた穴は小さく、2・3日で塞がるので心配いりませんよ。

植毛する部分にホールを作成する

植毛する部分にホールを作成する

植えこむ部分に専用の器具で小さな穴をあけます。

麻酔をしているので痛みはありませんが、チクチクとした感覚があるようです。

植え込み作業

植え込み作業

先程空けたホールに、1株ずつ丁寧に植え込んでいきます。

植えこんでホールの隙間をなくすので出血は少ないです。

本数によりますが、どちらの方法も総じて2時間以上を見積もり、FUE法はそれに数時間程度を予想しておきましょう。

予約・薬の処方

予約・薬の処方

手術が終わったら、抜糸(FUT法)や次回の予約を取ります。

麻酔が切れた後の痛み止めや化膿止めがクリニックによって出されることがありますので、用法・容量を遵守しましょう。

また、術後の注意事項とアフターケアの説明を受けて終了です。

麻酔がまだ残っていることもあり、ふらふらすることもあるので車やバイクを使わずに帰りましょう。

3.術後のケア

植毛は手術だけでなく、手術後のケアも含めて初めて成功します。

植毛後はしばらく安静にし、傷が治りかけてかゆくなっても決して強い刺激を加えてはいけません。

翌日や翌々日は、麻酔の降下による顔の腫れが見られることもあるので仕事は出来るだけ控え、職場復帰は1週間後~が理想です。

また、運動や飲酒もしばらくは控え、下の表を参考に日常生活で刺激になることは避けるよう努めましょう。

植毛 シャンプー6

シャンプーなども気を付けて行って下さい。術後の効果的なシャンプーについてはこちらの記事を読んでみてください。
最初の2週間が大事!自毛植毛手術後のシャンプー方法

また、痛みや腫れなど、術後は少なからず体に異変が出るので、以下の記事を参考に備えておきましょう。
植毛後に起こる7つの副作用と対応・予防策まとめ

4.植毛手術の費用

植毛手術にかかる費用は薄毛の症状や植毛する本数によって異なりますが、おおよそ100万円~を目安にしておくことが良いでしょう。

FUT法かFUE法かでも値段が変わりますが、FUT法とARTASを使った植毛が比較的安いです。

「どれくらいかかるのか分からない…」という場合は、まずはカウンセリングに行って見積もりを出してもらいましょう。

植毛を行っているクリニックをいくつか抜粋し、FUT法とFUE法それぞれの料金を出してみたので、参考にしてみてください。

植毛 クリニック4

<それぞれの公式HPはこちらから>

モニターやキャンペーンなどを使って高額な費用を少しでも節約する方法をこちらの記事に紹介しているので、是非活用してみてください。
植毛の値段ってどれくらい?費用を安くする6つのお得術もご紹介

5.まとめ

いかがでしたでしょうか。

植毛の手術の種類はFUT法とFUE法があり、メスの有無というくらいで手術の大きな流れは一緒なため、費用や傷跡など自分が納得いく方法を選びましょう。

植毛の流れを知ることで余裕を持つことが出来るので、是非覚えておいてくださいね。