薄毛はDHTが原因!DHTで薄毛になるメカニズムと抑制方法

DHTとは

薄毛が気になりAGAについて調べていると、「DHT(ジヒドロテストステロン)が原因だ」と多くのメディアで紹介されていますよね。

実際、AGAによる薄毛の原因はDHTという男性ホルモンによるものになります。

DHTの仕組みと対処法が分かれば、薄毛対策の効果も非常に高くなりますので、今回はその辺の事を詳しくご紹介していきます。

DHTを攻略すれば、薄毛に悩む心配はありません。

1.DHTとは

DHTとは、ジヒドロテストステロンという男性ホルモンの事で、AGA(男性型脱毛症)の原因物質になります。

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DHTによる悪影響は他にもあり、

  • 体毛の増加
  • 精力の減退
  • 前立腺肥大

こういった事が上げられます。

DHTは身体の成長に必要な成分ですので、完全な悪というわけではなく、DHTが多すぎるということが問題になります。

2.なぜDHTが増えると薄毛になるのか?

薄毛に悩む男性の約9割はAGAが原因であり、そのAGAの原因がDHTなので、DHTが増えると薄毛になってしまいます。

AGAとDHTの関係ですが、DHTが頭頂部や前頭部にあるアンドロゲンリセプターという遺伝子と反応することで、毛根を攻撃し細胞分裂を阻害してしまうので、薄毛になってしまいます。

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アンドロゲンレセプターについてはこちらで詳しく説明していますのでぜひ。
「アンドロゲンレセプターの働きと薄毛の遺伝の真実とは!」

3.DHTの仕組みは?

DHTは、遊離テストステロン(以下テストステロン)という男性ホルモンと5αリアクターゼという酵素が交わることで作られる男性ホルモンになります。

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遊離テストステロンは、男性ホルモンの一種ですので、5αリアクターゼという酵素を抑えることが、DHTの量を減らす有効な手段になります。

遊離テストステロン

テストステロンは、ホルモンバランスの乱れや生活習慣が悪いと、大量に発生してしまいます。

テストステロンを抑える薬はありますが、男性ホルモンですので、ホルモンバランスや生活習慣の改善で適量にしましょう。

遊離テストステロンについてはこちらに詳しく書いてあります。
「遊離テストステロンはAGAにとって重要な要素の一つです」

5αリダクターゼ

5αリダクターゼにはⅠ型とⅡ型があり、薄毛に関係しているのはⅡ型になります。

Ⅱ型の5αリダクターゼを抑える方法としては、AGAの専門薬であるフィナステリドを使用することが最も有効ですが、それなりに金額を支払う必要があります。

5αリダクターゼは、亜鉛やノコギリヤシ、アロエエキスやリモネンといった栄養を摂取することでも抑えることが出来るので、まずは食事やサプリを使って、抑えることをオススメします。

Ⅰ型とⅡ型の違い

Ⅰ型は、脂性の人に多いタイプで、ニキビや吹き出物ができやすい人に多く存在しています。(AGAと一切関係ないわけではなく、メインではないだけです)

Ⅱ型は、体毛が濃い人に多いタイプで、髭が濃かったり、毛深い人に多く存在しています。

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5αリダクターゼをもう少し知りたい!という方はこちらも見てみてください。
「5αリダクターゼの役割と抑制する方法~食事やサプリ・薬の使用法~」

4.薄毛を改善する方法~基本編~

薄毛を気にし始めたくらいであれば、普段の生活を変えたり、髪の毛を気遣ってあげる事で、症状を改善することが望めます。

イメージ的には、自分や恋人、親友にしか分からない程度ですので、周りの人から「ひょっとしたら髪の毛が薄くなったんじゃないか?」と思われる状態であれば、次にご紹介する応用編を参考にしてみてください。

改善することが容易な順に効果のある6つの方法をご紹介していきます。どの方法も先ほどご紹介した。テストステロンや5αリアクターゼ(Ⅱ型)を抑える効果があります。

正しいヘアケア

男性は女性より、どうしてもヘアケアを疎かにしてしまいますが、ここを改善するだけで大きな効果が期待できます。

この方法だけ、テストステロンや5αリアクターゼは関係ありませんが、頭皮環境を整えるということは、とても重要です。

それでは、よくある間違ったヘアケアと改善方法を5つご紹介していきます。

間違い:髪の毛を十分に濡らしてシャンプーを使わない
正しい:シャンプーする前は頭皮まで十分に濡らす。

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間違い;刺激の強いシャンプーを使う
正しい:ヘアケア用のシャンプーを使う。

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間違い:力強くごしごし洗う
正しい:手で泡を立て、頭皮は優しく洗う

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間違い:シャンプーを流しきらない
正しい:流しきったと思った後、念入りに流していく

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間違い:髪の毛を良く乾かさない
正しい:しっかり髪の毛を乾かす

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間違ったヘアケアと正しい方法について下記で詳しくご紹介しています。
薄毛改善!絶対にやってはいけないヘアケアと正しい頭皮ケア

血流の改善

頭皮の血行を良くするというのは、薄毛対策で非常に重要になります。

「肩こりがひどいと薄毛になる」と聞いた事ありませんか?

肩こりは血行不良によって起こるのですが、頭皮に十分な血流が行かないと、栄養が不足してしまったり、5αリアクターゼを増やしてしまうことに繋がります。

湯船に浸かったり、軽い運動を毎日行う等して、血流をよくしてみてください。

血行不良の原因や改善策などはこちらにピックアップした記事がありますので、是非ご覧ください。
「男性にも血行不良?原因と改善するために方法」

ストレスのケア

「適度なストレスは大事だが、過度なストレスは身体によくない」というのは、よく効くと思いますが、ストレスは頭皮にもよくありません。

ストレスが多くなると、ホルモンバランスが崩れてしまいますので、結果的にDHTを増やすことに繋がってしまいます。

自分なりのストレス解消法を見つけてみてください。

ホルモンバランスとストレスの関係性についてはこちらに詳しいことが書いてありますのでご参照ください。
「男性必見!ホルモンバランスがストレスで崩れる要因と解決方法」

健康的な食生活

薄毛に効くサプリメントを飲むというのも手ですが、一番は健康的な食生活を続けることになります。

健康的な食事を取ることで、頭皮への栄養はもちろん、ホルモンバランスや5αリアクターゼの発生を抑えることが出来ます。

睡眠時間の確保

睡眠時間が不足してしまうと、ホルモンバランスが崩れてしまいますので、睡眠時間を確保するようにしましょう。

たばこや飲酒

適度な飲酒であればそこまで問題ありませんが、過度な飲酒やたばこもホルモンバランスを崩してしまいます。

しっかり改善するのは難しいと思いますが、出来る範囲で改善することをオススメします。

5.薄毛を改善する方法~応用編~

周りからなんとなく気づかれる程度まで薄毛が進行している場合、個人の力や私生活の見直しでどうこうできるものではありません。

もちろん、初歩としてそういう行動も必要ですが、なんとなくでも気づかれてしまうほど薄毛が進行している場合は、迷わず専門のクリニックを受診するようにしましょう。

個人的な対策を行うより、確実に効果があります。

専門のクリニックで処方される薬は、主に次の2つになります。

プロペシア:5αリアクターゼを抑える飲み薬
ミノキシジルタブレット:頭皮の血行を良くする塗り薬

先ほどもご紹介しましたが、AGA(薄毛)の対策に最も効果的な方法は5αリアクターゼをおさえる事ですので、初期段階ではプロペシアのみ処方するというケースも非常に多いです。

専門のクリニックだと金額も気になると思いますが、ヘアケア用のシャンプーや育毛剤を購入する金額と差はありません。

AGA治療薬を使っての抑制方法についてはこちらで詳しく説明していますので、参考にしてみてください。
「DHT(ジヒドロテストステロン)を抑制し薄毛の悩みとおさらばする方法」

6.DHTを排出する方法

薄毛対策では、基本的にDHTを作らせないという点を重視して行います。

ただ、DHTが作られてもアンドロゲンリセプター(頭頂部や前頭部に多い遺伝子)と結びつかなければ、薄毛に繋がることはありません。

そこで、DHTを体外に排出する方法もご紹介しておきます。基本的には、DHTを量産しないということが重要ですので、あくまで補完的なイメージになります。

  • 有酸素運動
  • 排尿

有酸素運動

DHTは有酸素運動をすることで、体外に排出することが出来ます。

理想的な方法としては、30分程度毎日続けられる運動を継続して行うことです。

排尿

DHTは排尿で体外に排出することが出来ます。

上記の2つをピックアップした記事がこちらにありますので、興味があるかたはぜひご覧になってください。
「薬だけじゃない!?DHTを排出する2つの方法とその効果」

7.薄毛になる人とならない人の特徴

AGAは遺伝の影響が大きい生理現象になります。

DHTとアンドロゲンリセプターの結びつきやすさは遺伝ですし、5αリアクターゼⅡ型の量も遺伝になります。

つまり、薄毛になる人には次の2つの特徴があり、ならない人は2つの特徴はありません。

  • DHTとアンドロゲンリセプターが結びつきやすい
  • 5αリアクターゼⅡ型の量が多い

これまでもお話してきましたが、5αリアクターゼを抑えることが出来れば、DHTの作成をおさえAGAを改善することが出来るので、薄毛になりやすい・なりにくいは遺伝による影響がありますが、遺伝で薄毛が治らないということはありません。

8.まとめ

DHTは薄毛の根本原因になります。

ただその仕組みは解明されており、改善することは難しくありません。

薄毛が気になり始めた段階では、普段の生活を見直すことで十分に改善することができますし、薄毛になった後でも専門のクリニックに通うことで、薄毛を解消することが出来ます。

「薄毛は遺伝だから。。。」

とあきらめずに、対策をしてみて下さい。DHTを抑えることが出来れば、薄毛は改善できます。